明石元二郎の写真、名言、年表、子孫を徹底紹介

明石元二郎

あかしもとじろう

属性: 政治家・官僚 / 軍人
出身: 福岡県
生年月日: 1864年9月1日
没年月日: 1919年10月26日
年齢: 満55歳没

陸軍大将。日露戦争時、明石は表立った活動ではなく諜報活動を担当。ロシアの国情研究や情報収集にとどまらず、反政府組織とコネクションを作り、彼らを通してロシア政情を不安定にさせる多数の工作（ストライキ、サボタージュ、武力蜂起など）を行なう。ロシア国内だけではなく、ヨーロッパ全土の反ロシア政府組織に活動資金供給や武器提供などを行なっていたが、巧みな交渉で参謀総長・山県有朋から資金を引き出し、スケールの大きな活動を実現。明石元二郎の工作活動により、ロシア国内に政情不安が広がったといわれている。日露戦争後は第7代台湾総督に就任。台湾人も日本人と等しく教育を受けられるよう法改正を行なったり、華南銀行を設立するなど、その功績は大きい。

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年表

活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。

年月日	年齢（人生の残り時間）	内容
1864年09月01日	0歳（あと55年）	明石元二郎、生まれる
1919年10月26日	55歳	明石元二郎、死去

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写真

現代に遺された肖像写真（肖像画）や記念写真。ゆかりの土地や墓所・銅像などの写真も。

明石元二郎（軍服）

エピソード・逸話

教科書には載っていない興味深いエピソードの数々。

明石のロシア革命工作は、諜報活動のモデルケースとして陸軍中野学校にて講義されている。
明石元二郎がロシア革命工作に必要な資金として、参謀本部に要求した資金は100万円。（現在の価値で400億円以上）。当時は100円で家が建つ時代であった。
明石元二郎は非常に几帳面であった。ロシア革命工作の資金100万円のうち27万円が残った。古今問わず軍の機密費は返済が必要となる類いのお金ではないのだが、明石は明細書とともに残金を返済した。100ルーブルだけ不足していたが、これが列車のトイレで落としたお金であることまで報告している。
関ヶ原の戦いで活躍したキリシタン武将・明石全登の末裔といわれている。
明石元次郎は熱中すると我を忘れるところがあった。山県有朋の対談中、話にのめり込み過ぎて自身が放尿していることも気づかず、そのまま話を続けたというエピソードは有名。山県は明石の小便を気にしながらも、対談を続けたといわれる。
陸軍参謀本部参謀次長長岡外史曰く「明石（元次郎）の活躍は陸軍10個師団に相当する」
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世曰く「明石元二郎一人で、満州の日本軍20万人に匹敵する戦果を上げている。」