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明治時代の戦争を特集します

黒溝台の戦い

ロシア軍10万人VS秋山支隊8000人。世界最強のコサック騎兵が秋山支隊を襲う。

1905125〜1905129

黒溝台・沈旦堡、奉天西方

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黒溝台の戦いの概要

黒溝台の戦いが起こった経緯、戦況、勝敗など。

沈旦堡付近の戦闘ともいう。
騎兵の偵察活動から得た情報をもとに秋山好古は、満州軍総司令部にさかんに警告を発していた。「ロシアの前哨活動が活発である。何か大作戦の予兆あり。」
しかし、「この冬季にロシア軍が大作戦を起こすはずがない」という思い込みにより、秋山の警告はことごとく無視されてしまう。
ロシアはこの前哨活動で、横に伸びる日本軍の陣形の弱点を発見。左翼で約30kmの戦線をわずか8000の兵力で守る秋山支隊に注目。ここに集中攻撃を仕掛け戦線突破をしようとロシア側が投入した兵力はなんと10万。
秋山支隊は「負けない戦い」として騎兵を馬から降ろさせ砲兵のみを前進させる防御戦を展開。のちに救援に駆けつける「東洋一の用兵家」の異名を持つ立見尚文が指揮する臨時立見軍の奮戦もあり、黒溝台を守りきる。

黒溝台の戦いの写真

当時の戦場の様子などを伝える貴重な写真を紹介。

関連する主な人物

階級や担当、功績を写真つきで紹介。

名前 担当 活躍
大山巌大山巌 満州軍総司令部 総司令官
児玉源太郎児玉源太郎 満州軍総司令部 総参謀長
秋山好古秋山好古 秋山支隊指揮官 敵軍の前哨活動を把握し総司令部に警告を発するも黙殺される。秋山支隊は10万の敵兵を相手に孤立無援の戦いを強いられるが、騎兵を馬から降ろさせ砲兵のみを前進させる防御戦を展開。戦線を守りきった。
立見尚文立見尚文 臨時立見軍 指揮官 黒溝台では、コサック騎兵相手に孤立無援の防御戦をしていた秋山支隊を救援。数倍ものロシア軍相手に夜襲などを巧みに仕掛け黒溝台を回復させる。

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