明治時代のエピソード
交渉決裂の危険もあった日露戦争の講和条約(ポーツマス条約)の調印になんとか成功した小村寿太郎だが、国民は賠償金が取れなかったことに不満。マスコミも「講和会議は主客転倒」「桂太郎内閣に国民や軍隊は売られた」「小村許し難し」と報道し、この交渉を酷評するなどしたため、戦勝気分から一転して日本国内は不穏な空気に包まれた。 そんな雰囲気のなか帰国した小村寿太郎を新橋駅で迎えた内閣総理大臣・桂太郎と海相・山本権兵衛は、小村の両脇を挟むように歩き出したという。これは、もし爆弾等を投げつけられたときに、小村だけではなく共に死ぬ覚悟を固めていたからである。
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小村寿太郎の他のエピソード
現代に残る、小村寿太郎の素顔を知ることの出来る手がかり
- 「閔妃暗殺事件の事後処理で非常に難しい役回りを任された外務大臣・小村寿太郎に勝海舟がこう言葉をかけた。「生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。難局に必要なことは、この決心だけだ。〜内閣からもつまはじにされ、国民からも恨まれるかもしれない。朝鮮人やロシア人から憎まれるかもしれないが、よい子になろうなどと思うと、間違いが起こる。天下みな、お前さんの敵になっても、氷川の爺さん(勝海舟)は、お前さんの味方だと思っていなさいよ。」」
- 「交渉決裂の危険もあった日露戦争の講和条約(ポーツマス条約)の調印になんとか成功した小村寿太郎だが、国民は賠償金が取れなかったことに不満。マスコミも「講和会議は主客転倒」「桂太郎内閣に国民や軍隊は売られた」「小村許し難し」と報道し、この交渉を酷評するなどしたため、戦勝気分から一転して日本国内は不穏な空気に包まれた。 そんな雰囲気のなか帰国した小村寿太郎を新橋駅で迎えた内閣総理大臣・桂太郎と海相・山本権兵衛は、小村の両脇を挟むように歩き出したという。これは、もし爆弾等を投げつけられたときに、小村だけではなく共に死ぬ覚悟を固めていたからである。」
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